時代とともに変化する履物文化

時代とともに変化する履物文化

行先

駿河塗下駄工房 佐野成三郎
前田工業株式会社

概要

下駄は平安時代、奈良時代には、地方の豪族が権威の象徴として履き、江戸時代までは裕福な人がおしゃれで履いていました。
「駿河塗下駄工房 佐野」を営む佐野成三郎さんは、静岡で唯一の「沈金彫り」を得意とし、業界の第一人者であり、その卓越した技能が「現代の名工」として表彰されています。
駿河塗下駄の歴史は、明治時代に静岡下駄業界の発展に尽くした職人「本間久次郎」さんの功績が塗下駄の発祥となり、全国に売り出すことになったようです。
駿河塗下駄には、駿河漆器の「変わり塗り」の技術が応用されています。第一次世界大戦後、駿河漆器の輸出が滞り、多くの漆器職人が駿河塗下駄づくりに転職したことです。
駿河塗下駄の特徴は、漆塗り、蒔絵などで施される艶やかな色彩とユニークなデザインです。
佐野成三郎が製作する駿河塗下駄は国産の桐を材料にしています。中でも『卵殻貼り』は多くて50の工程があり、1足を完成させるまでに1年半かかります。年間で完成させるのは10足に満たないです。
伝統技法を半世紀以上守り続けた、佐野成三郎さんの作り出す、漆塗りと蒔絵の美しい色彩と独特なデザインの塗下駄は一級の芸術品として多くの人を魅了しています。

駿河塗下駄工房 佐野

前田工業株式会社がお客様へお届けする履物は、履き心地よく長く愛されるために、革・底・中底の材料品質、加工技術にこだわり、驚くほど柔らかく、履き心地抜群です。
日本製革靴でも9,000円台が主流の価格帯を実現できている秘訣は、材料調達から製造加工までを静岡自社工場で生産コントロールしている点にあります。
日本の日本ならではの細かい技術と厳選された優れた日本の素材を使い、日本の製造業を維持するため、国内調達、加工、組み立てを行っています。
外注ではないので、作る人も、お店で売る人もお客様に伝えたいことが伝えられます。
カウンセリングを行い、貴方の足にあった足底板とセミオーダー靴を作製できます。デザインの種類も豊富で、ライフスタイルに合った靴を作れます。

前田工業株式会社

行程

静岡駅(10:00) === (10:20)駿河塗下駄工房 佐野成三郎(11:30) === (12:00)丁子屋(昼食)(13:00) === (13:30)前田工業株式会社(14:30) === (15:00)静岡駅

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